カブトムシ
カブトムシ
「甘い匂いに誘われたあたしはカブトムシ」 aikoさん、僕もただのカブトムシでしたわぁ。
夕方、本屋にて、立ち読みに勤しむ。 音楽コーナーみたいなところで、ジャズ批評とか、70年代ソウル・パンク特集みたいな雑誌を読んでいた。
あの音楽ブース、どうにかなんないのかな。 下の棚が、背表紙を見せるように音楽系の雑誌が綺麗に並んでいるんだけど、 上の棚が、表紙を見せるように並んでて、それがもれなくエッチグラビア本なのよ。
さもぼくが、えっちな水着女子を必死に立ち読みしてるような構図になるんですよ。 俺は、この下にあるジャズ雑誌とかそういうのを読んでるの!みんなわかって! まぁ、最近はもうどうでも良くなって、真ん前に立って集中して読んじゃいますけどね。
フッと甘い匂いが通り過ぎまして。 いい匂いすぎて、ほんとダサいけど振り返っちゃった。 あまーい、フローラルというか、なんというか。 上品な感じ。
このチキンでお馴染みの僕が、本当にギリギリまで声かけるか悩んだ。 ほんと突然で申し訳ないんですが、なんの香水使ってるんですか? さっきすごいいい匂いがしたので…って。
やっぱり匂いって大事ね。 バレてるかわからないけど、バレない範囲で、彼女の歩いたところの残り香を嗅いでしまった。
彼女、黒い洋服着ててさ。 その後ろ姿、まじで忘れないわ。
元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/nd0cedd596c48 公開日: 2023-06-12 17:00
This line appears after every note.
Notes mentioning this note
There are no notes linking to this note.