出願出し忘れの件。
出願出し忘れの件。
金をふんだくった上で、別の高校に笑顔で送り出す、のが今できることだと思う。
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僕は、動かしようのない岩を動かそうとは思わないタイプ。それこそ、野球の審判のごとく、教育委員会が一旦noを突きつけられたら、多少揺すぶってみるものの、ひっくり返せないものはひっくり返せない。事実、出願を忘れてしまった先生にいくら怒鳴りつけても、状況は何も変わらない。時間は戻らない。
仮に、怒りを撒き散らして、その学校の評判を落とすことで受験者数の低下させるという、ある種の「罰」を与えることができたとしても、それが果たして価値ある時間の使い方か?と考えてみると、僕はそうは思わない。自分にとって、あるいは自分の大切な人にとって何が重要か、考えた結果の振る舞いをするべき。
別に学校を許せと言ってるわけではない。
まず、交渉は強気にできる。例えば中学3年間、自分たちが払ってきた学費分プラス、精神的な慰謝料とかいかがでしょう。この部分は定数ではなく変数。頑張り次第でぶんどれると思う。
とはいえ、too muchな請求もまた良くない気はしている。自分が学校に払ってきたお金の総額を超えてしまうと、結局、他のご家庭が弁償してるような構図に捉えることができてしまうから。
もちろん、金で問題が解決するわけではない。 しかし、そもそも罪の償いが本質的だったことなんてこれまでにあっただろうか。例えば「1人殺すこと」の償いが、「5年以上牢屋に入ること」だったりするわけですから。
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ここまでが、今回のケースにおける対処という意味での話。 これからも話はもう少し仕組みとしての話になるが、今回の問題は所詮「忘れ物をしちゃった」という、言ってしまえば誰にでもあり得るミスだ。
100万台の車が走れば1件くらい事故があったっておかしくないし、100万人の先生が出願をすれば、1件くらいトンデモ事件が起こたって(もちろん決して起こってはならない事件であることは承知の上だが)、違和感のある現象ではないとは思うのだ。
「よくこの教師を叩けるな」と言えるくらい、同じレベル感の人災的ミスを犯してしまった人間はごまんといると思う。
別にYou too理論(お前だってそうだろ)で黙らせたいわけじゃない。忘れたことを「忘れるなよ!」と怒る意味がない気がするのだ。人は忘れるものだし、忘れちゃった今、過去をやり直すことはできないんだから。
ここで重要なのは、忘れないためにどう工夫するかだと思う。
◯日前に送るとか、何重チェックにするとか。
あるいはそもそも、教師が送るというフローから見直すとか。
性善説過ぎるかもしれないが、決して今回の教師も悪気があっての行動ではないと思う。
だから、なぜそうなったかを問い詰めても、さして貴重なエッセンスが抽出できるとは僕には思えない。人が忘っぽい生き物であることは、ご存知の通りだから。
そこのHow(どう忘れたか?)を問い詰めたところで、「いや、そもそも受験フローから見直しても良くない?」みたいな話になるだけな気もするし。
不幸せな人間を今以上に増やしたってしょうがないでしょう。
そんなこんなで、これは多分、僕がまだ未熟なんだと思うが、親御さんが激昂している音声とか聞くと、なんでそんな怒ってるのかがよくわからないのである。
何よりも、生徒が笑って高校にいけることを切に願う。
未来は自由、不確定要素のオンパレード。行った学校がその人の第一志望校。
元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/ne8cc1c1efc21 公開日: 2024-03-11 18:00
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