【問題】私はどこに立つべきか?

【問題】私はどこに立つべきか?

【問い】

A・B・C・D・E。5つの立ち小便器が横一列で等間隔に並んでいる。

僕がトイレに入ったとき、AとDに人が立っていた。僕はこの並びを見てCに立った。

さて、僕の行動は正解か、不正解か。

【正解】

正解(だと僕は思っている)

【解説(というか僕がそう思っている理由)】

まず前提。僕の経験上、このトイレで一番使われている小便器はAとCとEの3つだ。なぜならば、ちょうど1個おきで3人が同時に用を足すことができるから。これは誰とも真横隣の関係にならない並び方で一度に用が足せる最大人数だ。仮に一度に3人がやってきても、誰とも真横に並ぶことなく、快適に用を足すことができる。

じゃあなぜ、Dに人がいたのか?

ここで僕の仮説が入るが、「Dの人がトイレに入ったそのときは、誰も用を足していなかったから、かつ、その後も人が来ると想定していなかったから」ではないだろうか。

ここで1つ、現象の裏側にあるロジックを説明する必要がある。僕らは「真横隣になる立ち方」を避けながら、同時に、「みんなが使っているところ」も避けたいとも思っている。この2つの回避的欲求が皿に乗った天秤、これこそが、僕らのトイレにおける基本的な行動原理だ。

それを踏まえて先の問いに戻る。なぜDはDに立ったのか?

それは、Dがトイレに入った時点で、誰もいなかったらではないだろうか。かつ、革靴が歩いてくる音が廊下の方から聞こえてこなかったらではないだろうか。これにより、Dのなかで、「誰かと真横になるリスク」がグッと下がったのである。すると、Dの頭の中の天秤は大きく傾く。“みんなが使っているところを避けたい”という欲求の比重が上がるのだ。こうして、DはDに行った。そして、Aがやってきた。

そこで僕の出番だ。

AとDに人がいる状況だと、僕は必ず誰かの隣に並ばなければならない。こうして、先のシナリオがバーっと浮かんだ。そして、僕はCに立とうと決めた。要は、Dの方が早く来たわけだから、Dの方が用を足すのを終わるのが早いと見たのだ。案の定、Dは僕が立った数秒後に、小便器を後にした。

ここまでの解説いかがでしたでしょうか。

所詮、数秒足らずの脊髄反射的な行動を説明したまで。一旦今日は時間がないからやめるけれど、次回、もう少しこの件について検証を深めていきたいと思う。

というのも、僕がここで話した解説は「あり得たかもしれない1つのシナリオ」を述べているに過ぎない。別に、Aが最初に来て、Dが後に来たって良いし、Dが最初にきたとしても、Dが先に出たって良い。今僕が話した1つのシナリオが、他のあり得たかもしれない可能性を否定する根拠にはなっていない。

条件設定の元、有限個のシナリオを洗い出してみれば、そのなかで僕がどの位置に立てばみんなの回避欲求を最小にすることができたか、みたいな検証はきっとできるだろうと書いていて思った。続きは明日、以降で。


元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/nfa61a3e1519e 公開日: 2024-02-22 18:00

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