妹の髪の毛がお風呂の壁に張り付いていた。vol.2

妹の髪の毛がお風呂の壁に張り付いていた。vol.2

image ** (前回の続き)

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■ 今日聴いた曲 チェット・ベイカー「Baker’s Holyday」

https://open.spotify.com/album/1YpSrox7LYGq9HVxDY49SR?si=FviS93gjRwKWllg9e3ks1w

夜にチェットベイカー聞くのはもはやルーティンになりつつある。

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多分、妹の髪の毛。 その数本が、くねくねっとお風呂の壁に張り付いていました。なんで流さないんだろうと最初は思ったが、こんなにも長い髪の毛、流し忘れることはないだろうと。

つまり、”敢えて”流していない。 俺に流して欲しいから?そんなはずはない。残したいから、敢えて流さなかったのです。要は、僕への何かしらのメッセージがあると、まぁそう思う方が面白いと思って、考えてみることにした。

そんな目で見ていると、確かに、数本の髪の毛がうねうねして壁に張り付いているのを全体として見ようとすると面白い。最初は、モンスターズインクの悪者みたいな怪物のシルエットに見えました。

次に見えたのはなんか珍しい魚だけど、それはさっきと同じ発想だなと思い、思い切って見方を変えてみる。何かの地図とか、ピクトグラムとか、あとは少し卑猥な絵にも見えてきたが、そもそも完成品ではなく、未完成品、設計図とかなのかな。いや、人が撃たれて死んだ、その血が広がっているようにも見えた頃。

僕は正気を取り戻す。 「この形が何に見えるか」という発想では、妹のダイイングメッセージには辿り着けないのではないか、と。僕個人の発想力に頼るのは心もとない。あくまでも、これは妹が僕に当てたメッセージ、このやり方では余りにも効率が悪すぎる。

さて、仕切り直し。 なぜ、妹は他の家族にバレない形で、僕だけに伝えねばならなかったのか。それを起点に考えて、ある種、迷路でいうゴールから線を引いていくような考え方ができるだろうと思った。

彼氏か。いや、彼氏の悩みを兄にするかね。

お金か。いや、それでも兄にするかね。

やはり、兄にしか伝えたくないテーマなんてなかなかありません。 第一、僕には妹が二人いて、二人は双子なんですね。双子は双子でスーパー仲良しなので、重ための話題は二人の間でやりくりできる。お金的な、いざというときなんかは親に相談すればいい。

そんな家族で兄にする/できる相談なんて、せいぜい「鍵持ってないから家のドア開けて」とか、「どこどこまで車で送って」とか、そんなもん。しかし、裏を返せば、そんな兄に、他の家族に隠してまで伝えたい悩みなんて、とんでもなく重要なメッセージなんじゃないかとも思うのです。

妹は私に何を言いたいのか。 路頭に迷いながらも髪を洗い終わった僕。 ここで重要な論点に気づきます。 「どう”メッセージの既読”を伝えるか?」。 長くなったので次回。そろそろ書くのが面倒になってきた。

本当に面倒になったので、vol.2までしか出さん(2022/04/03)


元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/n62e0afd4bdf1 公開日: 2022-04-03 23:33

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