安倍晋三元首相の訃報を受けて。
安倍晋三元首相の訃報を受けて。
**
ご冥福をお祈りいたします。
https://note.com/tsukasa_ichinose/m/m9427bf6d581d
僕は今まで、一度もお葬式に行ったことがありません。
祖父母も皆まだまだ元気です。 葬式に参列するほどの近しい関係性の方がまだ亡くなってない以上、本当の意味で人が死ぬとどれほどの心の痛みになるのかわかっていないのだと思います。
***
ただ、今回の訃報を聞いたとき、いきなり、体の重心が何倍もの重さとなってなってグーっと自分を押し込んでいくのを感じました。 なんだろう、この感じは。 このダークマターは重たくてドロドロした鉛のようなもので、瞬く間に体全体に広がり、僕の活力とか精力を覆いつくし、静かに、でも確実に、なきものとしていく。
僕は正直言って、政治にあまり興味があるタイプではない。 特定の党や政治家を応援することも、反対に、批判することもできないくらい、乏しい教養で生きている。 自民党が好きなわけでもないし、安倍さんが嫌いなわけでもない。
ただ、やはり安倍元総理。 一番の長期政権だったということもあるのか、やはり印象深い。
元総理の死、それも安倍晋三さんとなると、お会いしたこともないし、何かの関わりを持ったこともないんだけれど、今までに感じたことのない、感情が押し寄せてくる。
これは「悲しみ」という言葉では表現できないような、ものすごく強い圧力が自分の上にのしかかってきています。
上に乗ってる気圧が増えたような感じ、グーっと押し込められていく。 そしてどんどん動きが固まってくる。
内側からではなく、外側から襲ってくる感じなのです。 頭も、今はただの物体と化している。 考えようとも思えない、何も考えられていない自分がいけないとも思えない。 僕の脳はもはやただのガラクタ。生きているようで生きていないような心地を体で感じさせてくる。
開いていたパソコンを閉じる。 姿勢は変えられない。 今は、少し斜めに重心を取りながらの姿勢を固めたまま、指だけ動かしてこれを書いている。
少なくとも今は銃撃に及んだ人への感情は1ミリも浮かばない。 ただただ、安倍晋三さんという一人の人間の悲劇的な死に対して、生き果てたような面でこんな文字を書くことしか今はできない。
人が死ぬということは、本当に大変なことです。 これから僕は何度の死を見送って生きていくのでしょう。 そして、どれほどの苦痛に耐えることになるのでしょう。
頭が痛くなってきた。帰る。
元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/n5a3ddc71377f 公開日: 2022-07-11 17:00
This line appears after every note.
Notes mentioning this note
There are no notes linking to this note.