恐怖の正体

恐怖の正体

最近、静電気が怖い。

まず、ドアノブを見ると「静電気くるかも」という恐怖に駆られる。

その恐怖はすぐさま僕の行動に転化され、僕は洋服の袖を伸ばして手を覆って、ドアノブに触れようとする。

もしかしたら、ここまでの話、静電気が嫌いな人からしたら「何を当たり前のことを」という感じなのかもしれない。

しかし、僕はこれまで静電気が全く怖くなかったので、ここまで静電気に恐怖を感じている自分に驚いているのだ。

今まで、僕にとって静電気は全く怖いものではなかった。

というか、僕にとって静電気とは常にアクシデント的な出会いだった。

実際に静電気を感じた後に「今感じたのは静電気だったな」と自分の中で説明をつけるだけ。

正確に言えば、怖くなかったわけではなく、単に、静電気という存在が頭の中の視野になかったということだ。

というか、恐怖ってそもそも、そういうものなのかもしれない。気づくから怖くなる。

今になって思うのが「静電気除去」機能って有り難かったんだなって。

正直今までの自分は、静電気を感じようが感じまいが、何も気にしていなかった。

別に、強烈に痛いものではないから、という論理付けもしていたが、今思えばその理由は自分が静電気を怖がっていないことを後付けで説明しただけだ。


元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/n8cef9488b26f 公開日: 2024-03-19 18:00

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