コールドシャワーが体に毒だとしたら、君はやめるか?
それでやめようと思うくらいならやめてしまえ、と思う。
習慣には「デザインする思考」が不可欠だと考えます。
それは自分の心身の特性、仕事等の商慣習、社会等のコミュニティ、あるいは既存の他の習慣など、自分を取り巻く複数の要素に、まとめてプラスの影響を与えられるような、たった1つのアクションプランを思いつくことです。
◼︎習慣を「デザインする」とは
たとえば、
- 僕は敏感肌である。夜寝たままの体で朝、洋服に着替えてしまうと非常に都合が悪いので、朝起きたら一旦シャワーで洗い流さないといけない
- ちょうど30歳も過ぎて、どことなく寝癖がついた状態で外にゴミ出しに出たりすることが、”みっともないこと”だと思う様になった。社会に許される顔面を用意してから外に出ることを心がけたいと思っている。
- 朝、シャキッと目を覚ましたい。
- 憧れている人がコールドシャワーを習慣的にやっている。
- コールドシャワーが科学的に健康に良いとされている研究データもある。
これらの諸要素はどれもバラバラの話をしているんだけれど、
それらを繋げてみて、はじめて**「朝にコールドシャワーを浴びる」という習慣が1つデザインされます。**
◼︎習慣はその人の生活の全体から決まってくる
朝のコールドシャワーという習慣の重要性は僕個人の生活の**"全体"**のなかで決まるものであります。
- 例えば、肌の特性ゆえに朝にシャワーを浴びなければいけない、としても、別にシャワーの温度は低くなくても良いですからね。
- 朝にシャキッとしたいだけなら、コーヒーを飲めば済む話かもしれない。
- 寝癖を治したいだけなら、ちょっと頭を濡らしてドライヤーをすれば良い話かもしれない。
個々の話だけを挙げれば、別に「コールドシャワー」である必要はないのです。
昨今、朝のコールドシャワーに関する健康科学文脈での是非が問われています。しかし、僕は上記までの話を踏まえ、「朝のコールドシャワーが科学的に健康に良いかどうか」だけで、その習慣を続けるかどうかを判断しません。
◼︎朝コールドシャワーを続けるもう1つの理由
最近、水の温度がやけに冷たくなってまいりました。
そんなとき、つい、逃げ出したくなってしまう自分がいます。
毎朝、腹を決めて、コールドシャワーに挑んでいます。
そう、この点こそ、僕がコールドシャワーを続けたい大きな理由の1つなのです。
◼︎腹を決めた男はかっこいい
「腹を決める」こと、僕は結構好きです。瞬間的に針で刺してくるような緊張感は、日常にピリッと刺激を提供してくれるから。
仕事で人前で話すような機会とかも、僕はなるべく受けるようにしている。
腹を決めた男はカッコいい。
来月末、ストレンジャーシングスのラストシーズンが始まるということで、先日、Netflixでシーズン1から最新のシーズン4まで、おさらいしていた。そこでジムホッパーさん(警官でロシア軍事施設に拉致された人)が、デモゴルゴンに、剣1本で立ち向かって、普通に勝ってましたね。
あの腹の決めようったらないですよね。
カッコいい人は、カジュアルに腹を決めることができるのです。
「うし、やるか。」
くらいの一言で、命を張れる人間がこの世界にいるのです。
また別の機会でも話そうと思ったけれど、
この前ヘミングウェイの『老人と海』を読んでいて、
老人もかっこいいなぁって思ったが、それは腹のくくり方にあった。
◼︎サクッと、トップスピードに乗れるエンジンに惚れる
重要なのは、本気を出していることです。
例えば、呪術廻戦の五条先生が雑魚キャラと戦うときのように、あまりにも強すぎるから、強い意気込みを必要としない、みたいな感じとは違います。
あれはあれでかっこいいけれど、ここで言ってるかっこいいはまた違うもの。
あとは、準備に準備を重ねて、大風呂敷広げて
「さぁもう怖いものはない、どんと来い!」
みたいな腹の決め方ともまた違います。
カジュアルに、サクッと、トップスピードに乗れる人間はかっこいいです。
色気があります。モテます。惚れられます。
◼︎腹を括る習慣があるかどうか
じゃあ、そういう人間はなぜそういうことができるのか。
結論は簡単で、日頃から腹を括る習慣ができているのです。
エンジンがあったまってるから、一気にギアを上げても上手くワークするのです。
彼らはカジュアルに腹を決めているのです。
それだけ、自分に日々、負荷をかけて生きているのです。
こうして滲み出てくるものに、色気を感じるんだなと思う。
だから僕は、朝一番のコールドシャワーをやめない。