次元を高めることで現実を脱する。

分人とか旅行とか一人カラオケとか買い物とか、現実をやりくりする方法がすでに世の中には色々あったりするが、ニュータイプが見つかった、かもしれないという話。

Kindleで読んでいた『時間は存在しない』があまりにも面白くて、少しその本に関連する話で「超ひも理論」について簡単に解説しているNewtonが出している本を買った。これまたKindleで。

ちなみに、Newtonの超ひも理論に関しては、Kindleで買ったことをとても後悔した。見開きでイラストが書いてある雑誌のような本だったらしく、電子書籍としての読書には非常に向かないものだった。

超ひも理論に関して読み進めていくと面白い話が出てきた。それが「次元を高めると逃げることができる」という話だ。1次元に閉じ込められた存在も、2次元においては抜け出せる。2次元に閉じ込められた存在も、3次元においては抜け出せる。

イラストがないと説明が難しいのだけれど、例えば最初の話で言えば、x軸のある決まった線分上でしか存在できない点Pがあったとして(y座標0)、y座標の行き来ができるようになれば、x軸上のとある線分から脱せるという感じ。

もちろんこれには続きがあって、3次元に閉じ込められた存在も、4次元においては抜け出せるらしい。なるほど、「嫌なことは時間が解決してくれる」なんてよく言うけれど、次元の話で説明がつくのかもしれないぞ、なんて思いながら読んでいた。

ちなみに、なぜ超ひも理論の本で次元の話が出てきたのかというと、実はこの世界が9次元までないと、この理論が成立しないことになっているらしいのだ。

てなわけで、実はこの世界は3次元、あるいは4次元ではなく9次元まである、かもしれないということで、先ほどの逃げる話に戻ると、まだこの世界には塗りシロならぬ「逃げシロ」があるのだ。

この現世、今生きている時間幅を持った時空そのものが嫌になっても、まだ逃げる場所はある。そう、この世界を5次元と捉えれば良いのだ。そして、この世界は5次元の世界であることを受け止める器量を持っている。何せ、9次元まであるのだから。

その瞬間、バカみたいだが「じゃあ次元を上げてみよう!」と思った。それは、その昔ガオレンジャーになろうと決めた幼き自分の欲求に近しいものだった。そして実はその方法論的なことがこの本に書いてあったのだ。素晴らしい!

次元を上げる方法というのが(一応訂正しておくが次元を上げる方法という文脈としての紹介ではない。次元が上がるとはどういうことか、物理学者の間で持っている共通の認識を紹介するような文脈だったのだが)、ズバリ小さく考えることらしい。

例えば、1本の線の上に蟻がいるとする。人間の視点から見るとこれは1次元であって、前後にしか移動できないと思うが、アリから見ると自分が立っている場所の幅を認識している。要は2次元的(あるいは3次元的)なのだ。

パッと瞑想が思い浮かんだが、何で瞑想が思い浮かんだのか、何より4次元世界を5次元と認識し直す感覚が全くわからない。


元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/n4482a01242ab
公開日: 2024-05-24 18:00