深夜。どうしようもない男シリーズ。

互いの家からの中間地点くらいの公園で落ち合う。
僕は必ず、小さくて暖かいペットボトルを2本買っていった。
一緒に飲みながら、たわいもない話をした。
公園のベンチに座って、体を寄せ合った。

・・・

コンビニ横の道路で落ち合う。
僕は必ずタバコを咥えていた。
本当に寒くて、お互い動きながら、たわいもない話を何時間もした。
ひとしきり話して、「じゃ」と帰路につく。

・・・

車で迎えに行って、ドライブをした。
途中でエンジンが切れそうになって、人気のない深夜のガソリンスタンドへ。
裏で控えていた店員さんにやり方を教えてもらう情けない展開。
木々に囲まれた人気少ない道路に路駐した思い出。
遠く離れた家まで歩いていったこともあった。
家につくと、カルディの暖かいココアを飲ませてくれた。
漬物のきゅうりを切ったようなやつと、味玉を切ったようなのをお皿に盛って出してくれた。

・・・

スーパーに行って、鍋の具材を一緒に買いに行った。
野菜を切ってくれて、手際よく鍋を作ってくれて一緒に食べた。
テレビを見ながら、あーでもないこーでもない、たわいもない話をした。

・・・

深夜を一緒に過ごさせてもらった思い出。
全部やってもらってばっかで、どうしようもない。
1つ言えることは、僕の話を聞いてくれた。


元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/n0199818f74ab
公開日: 2023-06-01 17:00